楽天アドロールCEO香村竜一郎が紡ぐワークカルチャー

今も昔も、わが家に勝る場所なしとはよく言われますが、楽天アドロールのメンバーにとって、「家」とは多くの地を意味します。エネルギー溢れる22人(※2020年4月現在)のチームは、米国、ヨーロッパ、東南アジア、日本、様々な国の出身者で構成されています。

ユニークな経歴と視点をもつ人材が協働する様子だけでなく、楽天アドロールというアドテクノロジー会社のビジネス自体が、国境を超えたコラボレーションで成り立っていることに驚くでしょう。同社の商品は、サンフランシスコのAdRoll Group(現NextRoll Inc.)の技術をベースに、楽天グループのデータやインサイトが加えられ、主に日本市場へ向けて提供されています。米国最高レベルのアドテクノロジーを持つ会社と日本最大規模のIT企業から生まれたこの合弁会社は、デジタル広告市場で大きな影響力を持ちます。

楽天アドロールのオフィスは東京の中心地、アドテクノロジーの聖地とも言える渋谷に位置します。東京近郊では毎朝、2,000万人以上の通勤者がダークカラーのビジネススーツを着て、ほぼ時間通りに朝のラッシュアワーへと飛び込みます。米国と日本のワークスタイルは大きく異なります。では、多様性を体現する楽天アドロールのワークカルチャーはどのように展開されているのでしょうか。

楽天アドロールのCEO香村竜一郎(以下、香村)は、会社のカルチャーについて強いビジョンを持っています。それは、日本と米国の良い部分を紡ぎ上げる文化です。日本の中心部に存在しながら、日本の労働基準の限界に挑戦し、カリフォルニアの太陽と風をオフィスに持ち込もうと彼は固く心に決めています。

「日本の労働文化には良い面も多くありますが、ベイエリアから学ぶべきこともたくさんあります。だからこそ、この2つを組み合わせて独自の文化を作り上げたい。AdRoll Japanの時も挑戦していましたが、楽天アドロールでも、さらに良いものを作るよう挑戦を続けたいと思っています。」

香村は、約9年間Google Japanに勤務し、2014年にProduct and Solutions Directorを務めた後、米・AdRoll Groupを経て、2017年AdRoll Japanの代表取締役就任、2018年11月に代表取締役として楽天アドロールを設立しました。 「チームが”efficient and effective”に機能することを目標にしています。両方同時に存在させることは難しいかもしれませんが、2つのバランスを見つけたいと思っています。また、メンバーが快適に過ごせる職場環境や柔軟な勤務時間を選べる制度を作り、個々人が自分の目標を達成できるようにサポートしたいと考えています。」

”efficient and effective”になるワークスタイルは、人によって違いがあるだろうと香村は考えています。そのような柔軟性を生み出すためには、メンバー間の透明性とチームワークが以前よりもさらに強くなければなりません。

「チームワークはどの組織にとっても重要です。だからこそ、伝統的に企業は人々が顔を合わせてコミュニケーションを取ることを要求するのです。でも、物理的に同じ部屋にいるのではなく、リモートで仕事をしていても、強力なチームワークを構築し、目標を達成できると私は思います。」

楽天アドロールには、Slack、Microsoft Teams、Microsoft Outlook、Zoom、Rakuten Viberなど、様々なコミュニケーションツールが備わっています。ただし、これらのツールが適切に使用されないと、より柔軟な職場文化を構築するのは難しくなります。

「重要なのはツールだけではありません」と香村は付け加えます。「適切な人に適切な情報を適切なタイミングで提供できるシステムとルールが必要です。だから、誰もがすべきことや他のメンバーがしていることを明確にしています。それを機能させるには、高いレベルでの透明性が必要です。」

香村によると、現時点ではチームの透明性は100%ではない部分もあるため、リモートでの作業方法には制限があります。しかし、少しずつステップが踏まれ、現在では子供を持つあるメンバーは、殆ど自宅で働いています。「チームの全員からフィードバックを収集し、ルールを進化させて、近い将来このワークスタイルをより多くのメンバーに提供できるようにしたいと思っています」と彼は言います。

楽天アドロールは、外部広告主の収益成長率を2倍にし、日本のある大手ブランドへパフォーマンス主導の継続成長を実現しています。しかし香村は、こうしたKPIの達成だけでなく、幸せや楽しみといったものがビジネスの成功には必要不可欠だと信じています。

「メンバーが、会社や仕事環境すべてを愛してくれたら最高です。仕事を楽しめば、すばらしい人生になるでしょう。それが究極の目標です。私はただ、楽天アドロールに関わるすべての人に幸せになってもらいたい。」

身を乗り出し香村は最後に語った。

「”Happiness”が、私にとって最高に大切なKPIです。」

(interviewed by Henry Liu)

出典

■“東急電鉄トップページ.” 美しい時代へ 東急グループ 東急電鉄, www.tokyu.co.jp/company/business/railway/passengers/
■“Tokyo’s Rush Hour by the Numbers.” ELSI, www.elsi.jp/en/blog/2015/11/blog1126.html.
■Shinjuku Station Picture Credit: Chris 73, Wikimedia Commons
■Futako Tamagawa Rise Picture Credit: Wpcpey, Wikimedia Commons

Rakuten AdRoll is a joint venture between a US west coast headquartered ad tech company, NextRoll Inc. and a Japanese Ecommerce platform company, Rakuten Inc. We are always looking for talented people. If you’ve got the desire to grow and challenge in a fun and rewarding environment, check out our current openings!
楽天アドロールは、アメリカ西海岸に本社を置くアドテク企業のNextRoll Inc.と日本に本社を置く楽天株式会社との間で結ばれたジョイントベンチャー企業です。 楽天アドロールでは、新たなメンバーを募集しています。挑戦と成長意欲のある方からのご応募をお待ちしております!

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